Oliveの資産運用特典(SBI証券)を計算してみたら「無理に狙う必要はない」と感じた理由

OliveとSBI証券の連携キャンペーン記事のアイキャッチ 資産・税金シミュレーション
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こんにちは、うずめろです。

最近、三井住友グループとSBI証券が連携して展開している「Oliveの資産運用特典(Oliveコンサルティング仲介コース)」を知りました。

SBI証券でのクレカ積立還元率が最大で合計6.0%(ゴールドカードでも最大3.0%)まで跳ね上がるということで、一見すると非常にお得な仕組みに見えます。

私はSBI証券で月10万円のクレカ積立をOlive(ゴールド)でしていますので、これはお得かも!と思い、早速SBI証券の仲介口座の変更など申し込みをしました。

しかし、実際に特典の適用条件や資金効率(機会損失)をシミュレーションしてみた結果、個人的には「ポイント目当てにわざわざ条件を狙いに行くほどの特典ではない」という結論に至りました。

今回は、なぜそのように感じたのか、具体的な数字を交えながら理由を整理してみます。

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理由1:最大の壁となる「三井住友銀行の円普通預金 500万円」

Oliveゴールドカードで最大+2.0%(あるいは+1.0%)のポイント上乗せを受けるためには、以下の厳格な残高条件を「全て」クリアする必要があります。

  1. 三井住友銀行の「円普通預金」残高:500万円以上
  2. SBI証券の預り資産残高:500万円以上
  3. 合計残高(Olive残高):3,000万円以上(+1.0%)または 5,000万円以上(+2.0%)

ここで最大のネックとなるのが、①の「銀行側に500万円を置かなければならない」という条件です。

しかも、定期預金や投資信託ではなく、「円普通預金」で固定しておく必要があります。

理由2:獲得できるポイントに対して「機会損失」が大きすぎる

仮にゴールドカードを保有し、最大の「+2.0%上乗せ」を獲得できたとします。

  • 月10万円のクレカ積立に対する+2.0%上乗せ
    • 月間獲得ポイント:2,000 pt
    • 年間獲得ポイント:24,000 pt(2.4万円相当)

年2.4万円分のポイントが得られるのは一見魅力的ですが、そのために、500万円を利息の低い普通預金に置いておくことになります。

500万円に対する年間2.4万円のリターンは、年利換算でわずか 0.48% です(他の連携サービスや普通預金の金利を入れると少し上がりますが)。

つまり、この特典は「500万円を預けて年2.4万円相当のリターンを得る仕組み」とも考えられます。

昨今の金利環境を考えると、500万円を普通預金に寝かせておく代わりに、以下のような運用に回した方がはるかに期待値が高くなります。

  • 個人向け国債(変動10年)等で手堅く運用する
  • インデックスファンド(オルカンやS&P500など)で運用する
  • より金利条件の良いネット銀行等に預ける

特に、1年間資金は拘束されますが、個人向け国債(変動10年)は元本保証でありながら、現在は普通預金より高い利率が期待できます(2026年7月時点:1.43%(税引後))。

無理に500万円を三井住友銀行の普通預金へ引き戻してまで年2.4万円分のポイントを狙いに行くのは、「ポイントを得るために、より大きな金利・運用リターンを捨てている(=機会損失)」状態になりかねません。

理由3:ゴールドカードなら「基本還元(1.0%)+100万円修行」で十分

Oliveフレキシブルペイ ゴールドの場合、無理に資産運用特典を狙わなくても十分に高いパフォーマンスを発揮します。

  • 年間100万円利用(いわゆる100万円修行)を達成
    • 翌年以降の年会費が永年無料
    • 毎年10,000 ptの継続特典
    • クレカ積立還元率が1.0%(月10万円積立で年間12,000 pt)にアップ

100万円修行を達成して年間1.0%還元(月1,000 pt)を確保しておけば、それだけでコストパフォーマンスとしては必要十分です。

わざわざ5,000万円の資産配分や500万円の普通預金拘束といったハードルを越えに行く必要性を感じません。

まとめ:この特典は「狙うもの」ではなく「勝手についてくるオマケ」

以上の理由から、Oliveの資産運用特典に対する私のスタンスは以下のようになりました。

  • 特典のためにわざわざ資金を移動・拘束させる必要はない
  • もともと生活防衛資金等として三井住友銀行に500万円以上の普通預金があり、全体資産も十分にある人が「勝手に条件を満たしていたらラッキー」程度で享受するもの

資産運用で最も大切なのは、ポイント還元率に振り回されることではなく、自分自身の資金効率やアセットアロケーションを最適化することです。

「高還元率」という数字のインパクトだけに惑わされず、条件達成に必要なコストや機会損失をしっかりと天秤にかけて判断したいところです。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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