【評価額1000万円】高配当株投資の購入銘柄を公開してポートフォリオを分析してみます【長期株式投資】

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こんにちは、うずめろです。

今回は、私の高配当株投資の購入銘柄やポートフォリオを公開して分析したいと思います。

うずめろ
うずめろ

私の高配当株の購入銘柄やポートフォリオの分析が、これから高配当株投資を始めたい方や、すでに高配当株投資を実施している方の参考になれば幸いです。

今回の分析で特に重要視している項目は以下のものです。

重要分析項目
  • 各銘柄および業種別投資割合
  • 各銘柄および業種別配当金比率

これらの分析項目を重要視している理由は、高配当株投資といっても、個別株を購入しての投資であるため、全世界株式やS&P500などのインデックス投資と比較するとリスクが高い投資方法であると考えたためです。

ポートフォリオ全体に占める個別の銘柄の投資割合や配当金割合が高すぎると、その銘柄に何かあった時のダメージが大きくなってしまいます

ポートフォリオ全体に占める各銘柄の投資割合や配当金比率を低く抑える(分散を高める)ことで、高配当株ポートフォリオのリスクを低減できると考えられます。また、業種が偏っている場合も、同様のリスクを負うことになりますので、業種別の投資割合や配当金比率も重要であると考えています。

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購入銘柄一覧

私の2024年1月末時点での購入銘柄・保有数・投資額は以下の通りです。業種別でまとめてみました。赤ラインは今後売却予定の銘柄です。

業種コード銘柄名保有数投資額(円)
医薬品4502武田薬品工業51183,141
卸売り7464セフテック541,050
8001伊藤忠商事46170,614
8031三井物産55169,235
8058三菱商事123164,697
9986蔵王産業100190,600
化学3407旭化成173165,907
4042東ソー109186,063
7995バルカー63160,272
ガラス土石5334日本特殊陶業79193,471
5363東京窯業400136,800
銀行8306三菱UFJ FG267185,832
8316三井住友 FG47189,269
建設1723日本電技45194,130
1835東鉄工業75180,375
1976明星工業133128,079
サービス2124JAC Recruitment400204,000
2169CDS113194,925
6073アサンテ126206,136
6087アビスト65190,125
9769学究社100201,700
情報通信3817SRA HD61179,157
9432日本電信電話1,275182,325
9433KDDI50194,700
9436沖縄セルラー電話68177,276
食料品2003日東富士製粉43192,253
2296伊藤ハム米久 HD30107,550
倉庫運輸9303住友倉庫88199,760
9368キムラユニティー6278,988
その他金融8584ジャックス52170,144
8591オリックス92204,240
8593三菱HCキャピタル274169,332
7921TAKARA & COMPANY80186,160
電気ガス9513電源開発100199,800
電気機器6745ホーチキ120197,400
保険8750第一生命 HD79187,941
8766東京海上 HD75168,975
陸運業9069センコーグループ HD122123,586
9072ニッコン HD46120,106
9142九州旅客鉄道68183,940
輸送用機器7259アイシン38145,502
ETF1577NF日本高配当7015383,595

購入銘柄の評価損益

各銘柄の評価額などパフォーマンスの詳細は以下にまとめています。データが多いので、興味がある方はご覧ください。

業種コード銘柄名保有数投資額(円)評価損益(円)評価損益(%)配当金(円)配当%(投資額ベース)高配当株全体に占める投資割合
医薬品4502武田薬品工業51183,14139,32121.59,5885.21.8
卸売り7464セフテック541,050-1,600-3.91,7004.10.3
8001伊藤忠商事46170,614139,97882.07,3604.32.6
8031三井物産55169,235162,47096.09,3505.52.8
8058三菱商事123164,697150,79891.68,6105.22.6
9986蔵王産業100190,60059,70031.310,0005.22.1
化学3407旭化成173165,90728,37217.16,2283.81.6
4042東ソー109186,06322,23612.08,7204.71.7
7995バルカー63160,272123,85877.39,4505.92.4
ガラス土石5334日本特殊陶業79193,471122,52963.312,6406.52.6
5363東京窯業400136,80065,20047.76,8005.01.7
銀行8306三菱UFJ FG267185,832186,633100.410,9475.93.1
8316三井住友 FG47189,269172,63191.212,6906.73.0
建設1723日本電技45194,13052,47027.07,2003.72.0
1835東鉄工業75180,37547,62526.47,0503.91.9
1976明星工業133128,07927,13221.24,7883.71.3
サービス2124JAC Recruitment400204,00067,60033.19,0004.42.3
2169CDS113194,925-1,243-0.67,4583.81.6
6073アサンテ126206,1367,5603.77,8123.81.8
6087アビスト65190,12514,6257.76,6303.51.7
9769学究社100201,7005,1002.58,7004.31.7
情報通信3817SRA HD61179,15752,94829.68,5404.81.9
9432日本電信電話1,275182,32554,82530.16,3753.52.0
9433KDDI50194,70050,15025.87,0003.62.0
9436沖縄セルラー電話68177,27667,18437.96,8003.82.0
食料品2003日東富士製粉43192,25331,77716.57,5683.91.9
2296伊藤ハム米久 HD30107,55016,65015.53,7503.51.0
倉庫運輸9303住友倉庫88199,76034,32017.28,8884.41.9
9368キムラユニティー6278,98817,11221.73,1003.90.8
その他金融8584ジャックス52170,144125,21673.610,9206.42.4
8591オリックス92204,24059,70829.28,6484.22.2
8593三菱HCキャピタル274169,332118,64270.110,1386.02.4
7921TAKARA & COMPANY80186,16040,16021.66,4003.41.9
電気ガス9513電源開発100199,80048,70024.49,0004.52.1
電気機器6745ホーチキ120197,40040,68020.66,1203.12.0
保険8750第一生命 HD79187,94169,67837.16,7943.62.1
8766東京海上 HD75168,975125,77574.49,0755.42.4
陸運業9069センコーグループ HD122123,58617,56814.24,6363.81.2
9072ニッコン HD46120,10626,12821.84,6003.81.2
9142九州旅客鉄道68183,94036,85620.06,3243.41.8
輸送用機器7259アイシン38145,50265,58845.16,4604.41.8
ETF1577NF日本高配当7015383,595133,45534.816,2154.24.3
赤線の銘柄は売却予定のものです。

ポートフォリオ全体では以下のようになっています。

保有銘柄数(ETF含む)投資額(円)時価総額(円)評価損益(円)評価損益(%)配当金総額(円)配当利回り(投資額ベース)配当利回り(時価総額ベース)
427,389,15110,115,2662,726,11537%330,0724.47%3.26%
ETFはNF日本高配当70(1577)を1銘柄とカウント

ポートフォリオ全体での投資額【約740万円】に対して、時価評価額【約1000万円】で、評価損益は【約+270万円(+37%)】となっています。私は2021年7月から高配当株投資を始めましたので、その後の株価上昇の恩恵を強く受けている結果となりました。

ETFである【NF日本高配当70(1577)】を購入した理由は、自分で新たな高配当株を選定するのが少し面倒くさくなったので、70銘柄に分散しているETFでも買っておこうかなと思ったからです。

スタート時点では、こちらの記事でも紹介したように28銘柄をそれぞれ5万円ほど購入し、その後、毎月各銘柄を5千円~1万円程度購入していました。その後、2023年初めから銘柄数を少しずつ増やして、現在は「42銘柄」になっています(ETFを1銘柄として含む)。
関連記事:2.5年で日本高配当株に740万円投資した運用実績の公開と分析をしてみます【2024年1月】

購入銘柄の選定には、以下のブログとYouTubeとを参考にしました。2021年当時の物ですので、現在の状況に直接当てはめるのは難しいですが、高配当株投資を理解する上で非常に参考になると思います。

うずめろ
うずめろ

2021年時点で私は、「日本の大企業の株価が上昇する訳がない」と思っていました(笑)

なので、規模の小さいバリュー株やこれから成長するだろうと思われる(願望)グロース株を購入していましたが、全く成果が出ませんでした。

高配当株投資当初は、とりあえず紹介されているものを少しずつ買っていって、ダメだったらすぐに撤退しようと思っていました。

それがまさか、【三菱UFJ FG】のような大企業のそれも銀行株が2倍以上に増加するとは思ってもみませんでした。

投資は自己責任ですので、他の人の意見を参考にする場合は、少額の資金からスタートするのが重要だと思います。

銘柄別分析

各銘柄の配当金額と配当利回り

次に、各銘柄の年間の配当金額配当利回りを見てみます。こちらもデータが多いですので、興味がある方は下をクリック(タップ)してご確認ください。

業種コード銘柄名保有数年間配当金(円)配当利回り
(投資額ベース)
配当利回り(時価総額ベース)
医薬品4502武田薬品工業519,5885.2%4.3%
卸売り7464セフテック51,7004.1%4.3%
8001伊藤忠商事467,3604.3%2.4%
8031三井物産559,3505.5%2.8%
8058三菱商事1238,6105.2%2.7%
9986蔵王産業10010,0005.2%4.0%
化学3407旭化成1736,2283.8%3.2%
4042東ソー1098,7204.7%4.2%
7995バルカー639,4505.9%3.3%
ガラス土石5334日本特殊陶業7912,6406.5%4.0%
5363東京窯業4006,8005.0%3.4%
銀行8306三菱UFJ FG26710,9475.9%2.9%
8316三井住友 FG4712,6906.7%3.5%
建設1723日本電技457,2003.7%2.9%
1835東鉄工業757,0503.9%3.1%
1976明星工業1334,7883.7%3.1%
サービス2124JAC Recruitment4009,0004.4%3.3%
2169CDS1137,4583.8%3.9%
6073アサンテ1267,8123.8%3.7%
6087アビスト656,6303.5%3.2%
9769学究社1008,7004.3%4.2%
情報通信3817SRA HD618,5404.8%3.7%
9432日本電信電話1,2756,3753.5%2.7%
9433KDDI507,0003.6%2.9%
9436沖縄セルラー電話686,8003.8%2.8%
食料品2003日東富士製粉437,5683.9%3.4%
2296伊藤ハム米久 HD303,7503.5%3.0%
倉庫運輸9303住友倉庫888,8884.4%3.8%
9368キムラユニティー623,1003.9%3.2%
その他金融8584ジャックス5210,9206.4%3.7%
8591オリックス928,6484.2%3.3%
8593三菱HCキャピタル27410,1386.0%3.5%
7921TAKARA & COMPANY806,4003.4%2.8%
電気ガス9513電源開発1009,0004.5%3.6%
電気機器6745ホーチキ1206,1203.1%2.6%
保険8750第一生命 HD796,7943.6%2.6%
8766東京海上 HD759,0755.4%3.1%
陸運業9069センコーグループ HD1224,6363.8%3.3%
9072ニッコン HD464,6003.8%3.1%
9142九州旅客鉄道686,3243.4%2.9%
輸送用機器7259アイシン386,4604.4%3.1%
ETF1577NF日本高配当701516,2154.2%3.1%

ポートフォリオ全体の配当金と配当利回りは以下のようになっています。

保有銘柄数
(ETF含む)
配当金総額
(円)
配当利回り
(投資額ベース)
配当利回り
(時価総額ベース)
42330,072円4.47%3.26%

ポートフォリオ全体での年間の配当金総額は【約33万円】となりました。配当利回り投資額ベースで【4.47%】に対して、時価総額ベースでは【3.26%】となっています。購入額でみると配当利回りが非常に高くなっているのは、増配が行われた結果と考えられます。増配は高配当株投資の醍醐味ですよね。

一方で、評価額で配当利回りを見ると、全体では3.26%ありますが、個別で見ると3%を切る銘柄も出てきました。これは、株価の上昇に配当金の増配が追い付いていないためと考えられます。

うずめろ
うずめろ

評価額でみた配当利回りの低い銘柄を、より配当利回りの高い銘柄へ買換える事も考えられます。しかし、ここ最近の日本企業の株主還元姿勢を見ると、増配余地もまだまだありそうなので、評価額で配当利回り3%を切っている銘柄もこのままホールドする予定です。

各銘柄の投資割合と配当金比率

次に各銘柄のポートフォリオ全体に占める投資割合配当金比率を見てみます。こちらもデータが多いですので、興味がある方は下をクリック(タップ)してご確認ください。

業種コード銘柄名高配当株全体に占める
投資割合
配当金全体に占める
配当金比率
医薬品4502武田薬品工業1.84%2.90%
卸売り7464セフテック0.33%0.52%
8001伊藤忠商事2.58%2.23%
8031三井物産2.75%2.83%
8058三菱商事2.62%2.61%
9986蔵王産業2.08%3.03%
化学3407旭化成1.61%1.89%
4042東ソー1.73%2.64%
7995バルカー2.36%2.86%
ガラス土石5334日本特殊陶業2.62%3.83%
5363東京窯業1.68%2.06%
銀行8306三菱UFJ FG3.09%3.32%
8316三井住友 FG3.00%3.84%
建設1723日本電技2.04%2.18%
1835東鉄工業1.89%2.14%
1976明星工業1.29%1.45%
サービス2124JAC Recruitment2.25%2.73%
2169CDS1.61%2.26%
6073アサンテ1.77%2.37%
6087アビスト1.70%2.01%
9769学究社1.71%2.64%
情報通信3817SRA HD1.92%2.59%
9432日本電信電話1.97%1.93%
9433KDDI2.03%2.12%
9436沖縄セルラー電話2.03%2.06%
食料品2003日東富士製粉1.86%2.29%
2296伊藤ハム米久 HD1.03%1.14%
倉庫運輸9303住友倉庫1.94%2.69%
9368キムラユニティー0.80%0.94%
その他金融8584ジャックス2.45%3.31%
8591オリックス2.19%2.62%
8593三菱HCキャピタル2.39%3.07%
7921TAKARA & COMPANY1.88%1.94%
電気ガス9513電源開発2.06%2.73%
電気機器6745ホーチキ1.97%1.85%
保険8750第一生命 HD2.14%2.06%
8766東京海上 HD2.44%2.75%
陸運業9069センコーグループ HD1.17%1.40%
9072ニッコン HD1.21%1.39%
9142九州旅客鉄道1.83%1.92%
輸送用機器7259アイシン1.75%1.96%
ETF1577NF日本高配当704.29%4.91%

ポートフォリオ全体(投資額)に占める各銘柄の投資割合(投資額)は個別銘柄で見ると、全て3%を下回っていますので、一定の銘柄に偏っていると言う事はなさそうです。ちなみに、各銘柄の投資額の上限は【20万円】程度としています。

配当金全体に占める各銘柄の配当金比率は、多い銘柄でも4%程度でしたので、配当金もある程度分散できていると考えられます。

投資額や配当金額を分散すると、1つの銘柄の大幅な株価上昇や配当金の増額の恩恵は少なくなりますが、逆に、1つの銘柄の大暴落や減配・無配のダメージも少なくなると考えられます。私はダメージを少なくする方を優先しているので、今後もこの程度の分散を維持していく予定です。

業種別分析

業種別の銘柄数、投資金額、投資比率

次に業種別の購入銘柄数、投資金額、ポートフォリオ全体に占める各業種の投資比率を見てみます。こちらもデータが多いですので、興味がある方は下をクリック(タップ)して詳細をご確認ください。

業種銘柄数投資額投資比率(%)
サービス5996,88613.5%
卸売り5736,19610.0%
情報通信3733,4589.9%
その他金融3543,7167.4%
化学3512,2426.9%
建設3502,5846.8%
陸運業3427,6325.8%
インデックス701383,5955.2%
銀行2375,1015.1%
保険2356,9164.8%
ガラス土石2330,2714.5%
食料品2299,8034.1%
倉庫運輸2278,7483.8%
電気ガス1199,8002.7%
電気機器1197,4002.7%
その他製品1186,1602.5%
医薬品1183,1412.5%
輸送用機器1145,5022.0%

業種別で見ると、【サービス】【卸売り】【情報通信】への投資額が多いことが分かりました。

会社四季報サイトで公開されている業種別構成銘柄数を見ると、業種別の構成銘柄数のトップ5は以下のようになっています。最新版!33業種別「時価総額ナンバーワン企業」リスト

業種構成銘柄数時価総額(億円)
情報・通信業5171,808
サービス業499984
小売業3501,290
卸売業328993
電気機器2474,661
https://shikiho.toyokeizai.net/news/0/428031をもとに作成

これを見ると、構成銘柄数の多い業種の比率が高くなってしまうのはある程度仕方の無いことかもしれません。

それでも、サービス業種の比率が他よりも少し高いので、今後高配当株を購入する際には、投資額の低い業種の銘柄を選んでいきたいと思っています。

業種別の配当金比率と配当利回り

業種別の配当金比率は以下の通りとなりました。

配当金比率を業種別で見ると、投資額と同様に【サービス】【卸売り】【情報通信】【その他金融】が多いことが分かりました。【サービス】【卸売り】は10%を超えているので、少し多いかなと言う印象です。今後高配当株投資をする際には、配当金比率の低い業種の銘柄を選んでいきたいと思っています。

最後に、取得ベースでの配当金利回りを高い業種から並べると下のようになりました。青色が取得ベースの配当金利回りで、オレンジ色が評価額ベースの配当金利回りです。

取得ベースでは、配当利回り4%越えも多く見られますが、評価額ベースでは、3%を切る業種も多く認められます。今後は、評価額ベースの配当利回りも増加してほしいものです。

まとめ

今回は高配当株投資の購入銘柄やポートフォリオについて公開して分析してみました。2024年1月末時点での高配当ポートフォリオ全体の評価損益は+37%で、投資額に対する配当利回りは【4.47%】となりました。この結果から、高配当株としての銘柄選びは失敗していないかなという印象です。また、重要分析項目とした、各銘柄・業種別の投資割合および配当金割合もそれほど偏りが認められませんでしたので、分散は問題なくできていると確認できました。

今回は非常にボリュームのある内容をご覧頂きありがとうございました。

今回の内容が、これから高配当株投資を始めたい方や、すでに高配当株投資を実施している方の参考になれば幸いです。

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