こんにちは、うずめろです。
今回は、2021年7月から始めた日本高配当株投資と米国高配当株ETF投資からの配当金の2年間の推移を私のリアルデータで紹介します。
高配当株投資を始めた場合、実際に年間で配当金がどれぐらい貰えるのか疑問に思ったことはありませんか?
この記事が日本高配当株や米国高配当株ETFで投資を始めてみたい方の参考になれば幸いです。
- 1年目は日本高配当株への投資額”約500万円”に対して年間配当金”約15万円”、
米国高配当ETFへの投資額”約260万円”に対して年間配当金”約5万円” - 2年目は日本高配当株への投資額”約770万円”に対して年間配当金”約27万円”
米国高配当ETFへの投資額”約430万円”に対して年間配当金”約12万円” - 2年間の投資額に対する利回りは日本高配当株”約3.25%”、米国高配当株式ETF”約2.5%”
- 税引後(税金約20%)なので少なく感じる
- 投資初期は投資額に対して少なく感じる
株式の購入は前回の記事のとおり2021年7月から開始していますが、2021年の配当金は微々たる物だったので、2022年を1年目としました。1年目(2022年)と2年目(2023年)の配当金額は以下のようになりました。
年 | 年間配当金 (税引後) | 投資額 (12月末時点) | 時価総額 (12月末時点) | 配当利回り (投資額) | 配当利回り (評価額) | |
日本高配当株 | 2022年 | 152,226円 | 4,947,192円 | 5,523,233円 | 3.08% | 2.76% |
2023年 | 270,164円 | 7,746,651円 | 9,717,309円 | 3.49% | 2.78% | |
米国高配当株ETF | 2022年 | 55,730円 | 2,638,493円 | 2,643,757円 | 2.11% | 2.11% |
2023年 | 120,341円 | 4,326,431円 | 4,780,802円 | 2.78% | 2.52% |
日本高配当株への投資額は1年目の2022年末時点で約500万円、米国高配当株式ETFへは約260万円でした。積立1年目では投資額に対して年間の配当金が満額もらえない可能性がありますので、1年目は12月末時点での投資額に対しての年間の配当金が少なく感じます。資金を一括で投入するのではなく、毎月積立で高配当株を購入する場合、銘柄購入後の2年目からが投資額に対する配当金をしっかりもらえると考えた方が良さそうです。
情報サイトなどで一般的に表示されている「配当利回り」は「税引き前」の配当金から計算されています。しかし、配当金が私たちの手元に来るまでには、一般的に所得税と住民税で「約20%」引かれた金額を受け取る事になります。
1万円の配当金の場合、受取金額はおよそ8千円ほどになります。例えば、25万円の投資額に対して「配当利回り4%」の場合、配当金は【25万円✕0.04】で1万円になります。それに対して、税金が引かれて8千円を受け取った場合の配当利回りは【0.8万円÷25万円】で「3.2%」となります。配当利回り4%の高配当株なのに、受取金額で見ると「利回り3.2%」程度になると考えると少し残念な気もします。しかし、実際に自分が使えるのお金は税引後の配当金なので、税引後の配当金額をしっかりとイメージすることも重要だと思います。
ちなみに、米国高配当ETFは国内の税金(20%)とは別に米国の税金(10%)が課税されます。なので、投資額に対する受取額は日本高配当株よりも余計少なく感じます。この米国の税金分は確定申告(外国税額控除)で一部取り戻すことができますので、今後紹介したいと思います。
今回は、高配当株投資開始後2年間の配当金についてリアルデータで紹介しました。投資額に対して、実際に受け取れる年間の金額のイメージになれば幸いです。
現在2023年分の確定申告をしていますので、配当金の税金を取り戻す「配当控除」と「外国税控除」のリアルデータについても今後公開したいと思います(公開しました)。
Bitcoin・FX・個別株のデイトレで大損失(損失400万円+メンタル不調)、デイトレで心身に不調が出てきたので2021年から長期のインデックスと高配当株投資に切り替え。資産や家計簿をブログやXで発信中||最終学歴:博士後期課程修了|学位:Ph.D. 博士(学術)|40代サラリーマン(専門職)|手取年500万円|総資産5500万円|含み益1200万円|投資歴15年以上|育休取得予定。
コメント