4年で米国高配当ETFに430万円投資した運用実績と配当金の公開と分析をしてみます

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今回のkeyword:米国高配当株式ETF,資産公開,運用成績,SPYD,HDV,VYM,
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2025/10/7 データを更新しました。
2025/02/17 データを更新しました。
2024/07/15 データを更新しました。

こんにちは、うずめろです。

今回は、日本高配当株投資と同時期の2021年7月から実施している米国高配当ETFの投資推移と運用成績について公開したいと思います。

うずめろ
うずめろ

米国高配当ETF投資に興味があって、他の人の毎月の投資額や銘柄数、運用成績を参考にしてみたいと思ったことはありませんか?

この記事が米国高配当ETFで投資を始めてみたい方の参考になれば幸いです。

今回の記事の概要
投資銘柄投資額評価損益累計配分金額
(税引き後)
HDV140万円+45万円(+32%)12.3万円
SPYD150万円+34万円(+22%)15.2万円
VYM140万円+61万円(+44%)10.7万円
2025/7時点

・主に定期購入をしていた2017年7月から2023年までの平均月額投資額はそれぞれ約5万円

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米国高配当ETFの投資銘柄と運用実績

米国高配当ETFの運用の目的は以前の記事で分類した「現在の収入を増やす」に当たります。

投資している米国高配当ETF3銘柄で、iシェアーズ コア 米国高配当株 ETF(HDV)SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF(SPYD)バンガード 米国高配当株式ETF(VYM)になります。

2025年7月末時点の運用成績は以下のようになっています。

2025年7月末時点の運用成績

2021年7月から2025年7月時点までのHDV」「SPYD」「VYMの投資額と評価額の推移は以下の通りです。

HDV

2021年7月から2025年7月時点までの「HDV」の投資額と評価額の推移

SPYD

2021年7月から2025年7月時点までの「SPYD」の投資額と評価額の推移

VYM

2021年7月から2025年7月時点までの「VYM」の投資額と評価額の推移

緑色の塗り潰し投資額青線時価総額なので、緑色と青線の差が「評価益」となります。

SPYDは2023年中はほぼ評価損の時期があったことが分かります。

途中でガクンと減っている所は利益確定をした結果です。なぜ利益確定をしたかと言うと、この頃はまだ「高いところで売って安くなったら買い戻そう」とトレードをしてしまう意識が強かった時期であったのと、確定申告で繰り越していた3年目の譲渡損失を消したくて利益を確定したものだったと思います。

2024年に入ってからの円安と株高で、評価益が大分増えています。今後円高になれば評価益は減ってくると思いますが、その分価格が上がってほしいですね。

2025年に入ったあたりからは、順調に株価(時価総額)が伸びているという感じではないですね。NASDAQやS&P500はそこそこの伸びを見せていると思いますので、高配当銘柄は少し保守的な感じかもしれません。

積立開始からの推移

HDVとVYMは2021年7月から購入を開始しました。SPYDは21年10月からの購入となっています。各銘柄共に月額購入金額にバラツキはありますが、2023年までのおよそ31ヶ月(SPYDは28ヶ月)で平均すると毎月5万円ほど購入していました。

23年7月辺りからは購入ペースをかなり落としていて、24年に入ってからはほとんど追加投資をしていません。

理由としては、リスク資産に占める割合を15%程度としていてそれに近づいてきたことと、円安で追加購入を躊躇したためです。ETFの価格は下がっていた時期でもあったので、もう少し定期購入していても良かったかもしれません。

米国高配当株式ETFは「SBI証券」でも「楽天証券」でも自動で買い付けてくれる「積立」設定ができます。私は米国高配当株式ETFの買い付けには「SBI証券」を利用していました。

ちなみに、取得時の平均為替は、HDVが1ドルあたり131.4円、SPYDが134.2円、VYMが131.0円となっています。

購入時よりも円安が進んでいますので、円換算での評価益のかなりの部分は円安のおかげと言えそうです。今後はどうなるか分かりませんが、株価の値上がりも期待したいところです。

評価損益の比較

3銘柄の評価損益の推移は以下のようになっています。

評価損益の比較

SPYDは含み損の期間が他よりも長かったです。2024年以降はVYMが好調で、他よりも高い評価損益を記録しています。

2025年4月頃にトランプ関税ショックで大きく含み益が減っています。現在(7月)時点では、VYMやHDVはそこそこ戻していますが、SPYDの戻りは鈍いと行った状況です。

分配金を含めた比較

分配金額はVYMが一番少ないですが、配当金込みの評価損益でみると現状ではVYMが一番高くなっています。

2025年7月末時点の運用成績

分配金

年間配当金

HDV」「SPYD」「VYMからの年間配当金は約19.5万円となっています。

「HDV」「SPYD」「VYM」からの年間配当金

米国株式からの配当金には外国税などがかかるので、税引後は15万円程度になりますが、日本高配当株よりも管理が楽なのでありがたいですね。

ちなみに、米国株式からの配当金にかかる税金や確定申告についてはこちらの記事で検討を行っていますので、合わせて読んでいただければ幸いです。

現在までの配当金累計額

現在までに受け取った約4年間の配当金額の累計(日本円、税引き後)は以下の通りとなっています。

銘柄累計配当金額
(税引き後)
HDV123,702円
SPYD152,917円
VYM107,944円
合計384,563円
2025年7月末時点の運用成績

投資額はほぼ同じですが、分配金累計額はSPYDが他よりも多くなっています。

ちなみに、SPYDの配当利回りが高いのは不動産分野(REIT(リート))の組み入れ比率が高いためと思われます。

銘柄リート比率
SPYD22.37%
VYM0.02%
HDV0%
2025/10/7現在

米国高配当株投資をしたいのに、SPYDの高配当利回りにつられてしまうと、REITに多額の投資をしてしまう可能性もありますのでお気を付けください。

まとめ

うずめろ
うずめろ

今回は、21年7月から実施している米国高配当株式ETFの投資推移と運用成績を紹介しました。米国高配当株式ETFでの投資を考えている方や運用方法を考えている方の参考になれば幸いです。

今後は、配当金の推移なども公開していきたいと思います(公開しました)。

当時(2021年頃)参考にした情報を以下に載せておきます。古いものになりますのでご注意ください。

参考にした情報
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