外貨建てMMF(米ドル・トルコリラ)を約2年間保有した結果を公開します

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2025/3/6 データを更新しました(米ドル・トルコリラ共に売却)。
2024/9/1 データを更新しました。

こんにちは、うずめろです。

うずめろ
うずめろ

今回は、米ドルとトルコリラの外貨建てMMFを約2年間保有した結果を紹介します。
米ドル・トルコリラ共に2025年3月に売却しています。

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米ドル建MMF

購入理由と購入銘柄

外貨建てMMFの購入理由は、「利回りも高いしどのような商品なのか興味があるから、少し買ってみるか」程度のものです。

米ドル建ての外貨建てMMFは「ブラックロック・スーパー・マネー・マーケット・ファンド」を購入しました。

SBI証券の取り扱い一覧ページで米ドル建ての一番利率が高いものを選びました。

購入額

計63.5ドル

ブラックロック・スーパー・マネー・マーケット・ファンド(米ドル)は、2023年3月30日に初めて購入しています。

購入日時と金額は以下の通りです。

購入日購入額(ドル)
2023/8/34.8
2023/6/2821.91
2023/4/33.37
2023/4/322.17
2023/3/3011.25
合計63.5ドル

2023年3月30日から8月3日までの間に、合計で63.5ドル購入していました。

おそらく、外国株ETFの分配金の残りのドルを使って購入したものです。

実際に受け取った(再投資された)分配金

4.83ドル(税引後)

利回り 3.80%(税引後)

購入した当初の正確な利回りは忘れてしまいましたが、おそらく4.5%程度はあったものと記憶しています。

この商品は、毎月末に分配金が再投資されます。

最初の分配金が2023年の4月末に再投資され、その後約2年間(2025年2月末まで)で合計【4.83ドル】の分配金が再投資されました(税引後の額です)。

投資額が63.5ドルでしたので、税引後の利回りは約2年間で7.60%(年3.80%)となりました。当たり前な話ですが、予定された利回り通りだったと考えられます。

売却時損益

売却益 +692円

売却益+分配金=1412円(+16%)

2025年3月にすべての米ドルMMFを売却しました。売却益は+692円となりました。

外貨建てMMFの評価損益は、ほぼ為替(ドル円)で決まります。取得時の平均為替が1ドル138.5円でしたので、3月時点でドル円が148円ぐらいの円安になったので、約6%程度の売却益となりました。

分配金と合わせると、売却益(692円)+分配金(約720円)=1,412円で、投資額に対して約+16%の収益での着地でしょうか?

なかなか良い収益となりましたが、購入時よりもかなり円安になったことが要因と思われます。

トルコリラ建MMF

購入理由と購入銘柄

利回りの高さに釣られてトルコ建のMMFも購入しています。

購入日購入額
(トルコリラ)
購入額
(円)
2024/3/251020.45000
2024/2/22972.765000
2024/1/24967.115000
2023/7/138787.3450000
合計11747.6165000円

昨年の7月に50,000円分購入して、今年に入って15,000円分追加で購入しました。

実際に受け取った(再投資された)分配金

6490.09トルコリラ(税引後)

年利 33.1%(税引後)

最初の購入(23年7月)から25年2月末までに再投資された分配金の合計は「6490.09トルコリラ(税引後)」でした。

全期間の利回りは「55.2%(税引後)」で、年利にすると約33.1%程度となっています。

23年7月の当初購入後に少し買い増ししていることと、税引後であることから、表記された利回りよりは低い結果となっています。

売却時損益

売却損 -39,844円(-61.29%)

売却損+分配金=-13,884円

年利30%以上の分配金を貰いましたので、ウハウハかと言うとそうではありません

なぜなら、2025年3月にすべてのトルコリラ建てMMFを売却した際の損益は-39,844円(-61.29%)となったからです。

取得時の為替が1トルコリラ5.8円ぐらいに対して、売却時は4.1円程度になりましたので、円高によって大幅売却損となりました。

今までの分配金が約6490トルコリラで日本円にすると25,960円ほどなので、売却損と合わせると-13,884円ぐらいの損益となりました。

トルコリラは、何故か、「これから上がるかも?」という誘惑に負けて買ってしまい痛い目を見ています。

少額ですが、FXでも昔買ったトルコリラが一度もプラスにならないまま、スワップだけ積み重なっています。

ちなみにトルコリラ建のMMFは、購入時に円からトルコリラへの為替スプリットで約5%ほど損をするので、実質の利回りは税引後で25~30%程度かもしれません。

トルコリラは、ここ1年で30%程度下がっていますので、トルコリラ高にならない限り高利回りだとしても円換算だとなかなかもうけを出すことは難しいかもしれません。

もし、トルコリラが急騰したら儲かるかもと言う夢を見てしまいますが、少額にとどめておくのが無難だと思います。

外貨建てMMFを売却した理由と感想

2023年あたりから約2年間ほど外貨建てMMF(米ドル・トルコリラ)を保有しましたが、2025年3月にすべて売却しました。

初めから「利回りが高いので購入したらどういうことになるか興味があった」という理由で購入しただけですので、長期で保有する予定はありませんでした。

売却した主な理由は、資産集計時の管理がめんどくさい(毎月分配金が外貨で再投資されるため)ことと、これからは今までよりも過度な円安には触れないだろうと思ったからです。

米ドル建てMMFを購入した2023年は一ドル130円台でしたので、米ドルMMFを始めたタイミングはよかったと思っています。

トルコリラはそろそろ上がるかなと期待していましたが、全くダメでしたね(笑)

保有してみた感想としては、米ドル建てMMFであれば、使う予定のないドルを証券口座に放置しておくぐらいなら米ドル建てMMFにしておくのも悪くはないかなという印象です。

これから円高(ドル安)になることを気にするのであれば、潔く円転して円資産の購入などに充てるのもよいと思います。

トルコリラ建てMMFは利回りは高いですが、トルコリラが弱すぎるので円換算で収益を出すのはなかなか難しそうですね。もし、トルコリラ高になるタイミングで投資できればよいのかもしれません。

まとめ

今回は、興味本位で購入した米ドル建てとトルコリラ建ての外貨建てMMFについて公開しました。

ドルもトルコリラもあまり多額な投資では無いですが、1つの投資の勉強として保有してみました。

米ドル建てMMFは最終的にプラスとなりましたが、トルコリラ建てMMFは-20%ぐらいの損益となりました。

トルコリラ建ては高利回りで魅力的な商品ですが、トルコリラ安などを考えるとなかなか難しい商品だと思いました。

米ドル建てMMFは為替を気にしなければ、米ドルの運用としては悪くはない商品かなと感じました。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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