【確定申告】配当控除と外国税額控除で税金を取り戻しました【注意点も紹介】

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こんにちは、うずめろです。

うずめろ
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今回は、先日確定申告を終わらせましたので、日本株や日本のETFと米国ETFの配当金で戻ってきた税金について紹介します。また、配当控除と外国税控除の入力をする上での注意点についても紹介します。

今回の記事の概要
  • 確定申告での【配当金控除】と【外国税額控除】を公開
  • 配当金控除】は【約4万2千円
  • 外国税額控除】は【約1万5千円
  • 日本株式ETFの注意点について説明【特定株式投資信託の入力について
  • 外国税額控除の注意点について説明【調整外国所得金額の入力について
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日本株式と日本ETFの配当金額と配当控除

2023年の日本株式と日本ETFからの配当金額は下記の通りです。

種類配当金額
日本株株式・出資又は基金366,514円
日本株ETF特定株式投資信託56,388円
合計422,902円
日本株ETFは主にMAXISトピックスETF(1348)

これに対して配当控除額は以下のように算出されました。

私は、源泉徴収ありの特定口座で日本株式等を運用していますので、配当金を受け取る際に源泉徴収で15.315%の所得税(約64,000円)を納めています。今回の確定申告によって、約42,000円ほどの所得税を取り戻したことになりました。

私の日本高配当株の投資推移と運用成績、配当金についてはこちらの記事で公開しています(運用成績配当金)。

日本株式と日本ETFの配当控除入力の注意点

配当控除の入力をしていく上で、間違えそうになった入力の注意点を紹介します。

上記でなぜ、日本株式日本株ETFを分けて記載しているかというと、確定申告を進めていく上で、「日本株式からの配当金」と「日本株ETFからの配当金(分配金)」で入力箇所が異なるところがあったからです。

配当控除の入力の際に以下のような画面が出てきます。

日本株式からの配当金は、「④株式・出資又は基金」の欄に入力されますが、日本株式ETFからの配当金は「特定株式投資信託」の欄に入力されます()。そして、その下の「外国株価指数連動型以外のも」()に「日本株式ETFからの配当金」は対象となるため、その右の「電卓を表示」のさらに右側の欄()に日本株式ETFからの配当金の額を自分で入力する必要がありました。

「外国株価指数連動型以外のも」という表記が少し分り難かったです。ここ()に入力をしないと日本株式ETFからの配当金が配当控除の対象になりませんでしたので、お気をつけください。

米国ETFの配当金額と外国税額控除

2023年の米国ETFからの配当金額は【246,945円】で、外国税控除額は【15,098円】となりました。

米国ETFの購入銘柄
  • 米国高配当株式ETF(HDV、SPYD、VYM
  • インベスコ QQQ トラスト シリーズ1 ETF
  • バンガード FTSE ヨーロッパ ETF
  • バンガード トータル ワールド ストックETF

支払った外国所得税額を全て取り戻したわけではありませんが、確定申告をすることで税金を取り戻せました。

米国高配当株式ETFの投資推移と運用成績および配当金額については以下の記事で紹介しています。

外国税額控除入力の注意点

外国税控除の入力にはこちらのサイトを参考にしました。

外国所得税額の入力方法で難しかった点としては、【調整外国所得の計算】の入力です。以下の画像の下の方の【】に【調整外国所得金額】を入力する必要があります。

調整外国所得金額】は確定申告の公式サイトで以下のように説明されています。

調整国外所得金額とは、その年分の国外所得金額をいいます。
ただし、その年分の国外源泉所得が、その年分の所得総額に相当する金額を超える場合には、その年分の所得総額に相当する金額に達するまでの金額とします。

https://www.keisan.nta.go.jp/h29yokuaru/cat2/cat24/cat247/cid027.html

また、具体例として、別のサイトで以下のように説明されています。

次に、調整国外所得金額とは、損失の繰越控除などを適用する前の国外所得金額のことをいいます。米国株式の配当の場合は、配当金額のことです。

https://life.mattoco.jp/post/2022042701.html

したがって、国外の所得金額として米国ETFからの配当金しか受け取っていない場合、年間の米国ETFからの配当金額(税引前)を入力すれば良さそうです。ちなみに私は、2022年の確定申告の際にここの入力方法が分からず【0円】と入力して、外国税控除を受け取っていませんでした(笑)

うずめろ
うずめろ

今回は、確定申告をして「配当控除」と「外国税控除」で取り戻した税金について紹介しました。

日本株や米国ETFで配当金を貰ったひとは、確定申告をすることで税金を取り戻すことができます。皆さんも是非挑戦しましょう!

2023年は日本株と米国株からの配当金を総合課税で申告しましたが、申告分離課税や源泉徴収の方がお得になる可能性もあります。

こちらの記事で、米国株式からの配当金にかかる税金の有利不利を検討していますので、合わせて読んでいただければ幸いです。

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