【実体験】配当金「月10万円」を達成した私が「月1万円」の元本・年数を積立額別に解説

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こんにちは、うずめろです。

現在、私のポートフォリオから生み出される年間配当金は、税引前で120万円を超えました。

月に換算すると平均10万円。この金額は、我が家の家賃や光熱費といった「生活の基盤」を、私が働かずとも配当だけでカバーできる水準です。

しかし、私も数年前までは、月に数百円の配当を受け取っては「これだけで何ができるだろう?」と考えていた一人でした。

今回は、月10万円を達成した私が、「これから資産の種をまく方」に向けて、最初の大きな壁である『月1万円の配当』を手にするための現実的なロードマップを解説します。


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1. 月1万円の配当には400万円必要だが?

月1万円(年間12万円)の配当金を得るには、いくらの資産が必要でしょうか?

以下の利回りや増配率に基づいたシミュレーションをしてみます。

  • 初期配当利回り:3%
  • 増配率:年3%
  • 株価成長率:年3%

近年の日本企業の増配率は年平均7〜9%程度と非常に力強く推移していますが、

あえて実績より低い「3%」という保守的な数字でシミュレーションを行うのは、**一時的なブームに左右されず、長期で持続可能な『守りの資産形成』**を提示したいからです。

この前提で月1万円の配当を生むには、時価で400万円 の資産を築くことがゴールとなります。

ここでの注意点は、必ず400万円の元本が必要になる訳では無い事です。次に、積立額別で月1万円までの期間と投資元本をシミュレーションします。


2. 【積立額別】目標達成までの年数

配当をすべて再投資に回し、複利のブースターを最大化した場合の達成年数を算出しました。
※非課税(NISA口座)で再投資ありのシミュレーションです。

毎月の積立額到達までの期間投資元本の累計30歳から始めた場合
1万円約18.9年約227万円50歳前後で達成
3万円約8.8年約317万円40歳前後で達成
5万円約5.8年約348万円35歳前後で達成

分析:40歳までに達成するなら「月3万円」が分かれ道?

20代や30代前半の方にとって、月1万円の積立は素晴らしい第一歩です。しかし、達成までに約19年という歳月がかかります。

一方で、積立額を3万円に引き上げると、期間は9年弱へと「半分以下」に短縮されます。

「老後のためよりももっと早く使えるお金を増やしたい!」と願うなら、家計を工夫して月3万円以上の入金ラインに乗せることが、早めに配当金の恩恵を受けるための、そして最大の「勝負所」になります。


3. 月10万円達成者が教える「加速」の鉄則

実際に120万円の配当を作って分かった、最短突破のコツはシンプルです。

① NISA口座を活用する

私は、新NISAが始まる前に高配当株投資を始めていましたので、特定口座での運用でしたが、今ならNISA口座を最大限活用します。

特定口座の場合、配当金が出るたびに約20%の税金が引かれてしまいますが、NISA口座なら非課税となります。

例えば、1,000円の配当金を全額再投資する場合、特定口座では800円しか再投資できませんが、NISA口座なら1,000円全て再投資が出来ます。

たった200円の違いですが、これが10年、20年という長期スパンで繰り返されると、資産の増殖スピードに「決定的」な差を生みます。

いまから配当金を育てる投資を始めるなら、必ずNISA口座を活用しましょう。

② 配当金は「全額」再投資する

  • 1万円積立なら、再投資だけで約5年もゴールが早まる

再投資有り無しで比較すると、1万円の積立の場合約5年の違いが出ます。

毎月の積立額再投資なし再投資あり短縮される期間
1万円約23.5年約18.9年約4.6年
3万円約9.7年約8.8年約0.9年
5万円約6.2年約5.8年約0.4年

目標達成までは、配当金はご褒美ではなく「資産を育てるためのガソリン」だと割り切ることが、結果として自由への近道になります。

③ 「増配」という時間のレバレッジを味方にする

早めに始めるほど、時間と増配を味方に付けることが出来ます。例えば、毎年3%増配されると、10年後は当初よりも約1.3倍の配当金になります。もし、5%の増配が続けば1.6倍になります。

年間増配率10年後
2%約1.22倍
3%約1.34倍
4%約1.48倍
5%約1.63倍

企業が成長し、自分の代わりに稼ぎ、勝手に配当を上げてくれる。この**「増配の力」**を最大限に引き出すには、1日でも早く市場に身を置くしかありません。

④ 「入金力」は投資手法に勝る

高配当株投資をするならば、企業分析なども重要ですが、投資手法をこねくり回すより、固定費を削って入金額を1万円増やす方が、確実にゴールを数年単位で引き寄せるということです。

家計管理という「守り」こそが、最大の「攻め」になります。

⑤ 個別株より投資信託・ETFを活用

日本での高配当株投資というと、個別株という印象が強いですが、現在なら投資信託やETFの活用をおすすめします。

自分で選んだ個別銘柄を集めるのは高配当株投資の醍醐味ですが、あとあと管理が面倒くさいことにもなります。

もし、投資信託やETFを活用する場合、必ず、最低限、以下を確認してください。

  • 運用管理費用(信託報酬) 
  • 組入銘柄数

私は現在、日本高配当株投資として、「SBI日本高配当株式ファンド」を保有しています。保有の理由は、信託報酬が安いことと、組入銘柄数が多いことがあげられます。

信託報酬は「SBI日本高配当株式ファンド」で約0.099%、有名どころのETFだとNF・日本株高配当70 ETFは約0.35%、NF・日経高配当50 ETFは約0.30%です。

これ以上に信託報酬が高いファンドや銘柄を選ぶ必要は無いと考えます。

組入銘柄数はファンドの分散が効いているかの1つの目安となります。SBI日本高配当株式ファンドは現時点で約100銘柄ほどです。

組入銘柄数が多ければ良いというわけでは無いですが、余り少なすぎるのも問題ですので、必ず確認ししましょう。


4. 20代・30代の方へ:今の1万円は「未来の3万円」

もしあなたが今、20代や30代前半なら、あなたは最強の武器を持っています。それは**「複利」**です。

この複利おいて、個人の努力ではコントロールしにくい変数は**『運用年数』**です。

若いうちの「月1万円」は、40代になってからの「月3万円」に匹敵する爆発力を秘めています。


まとめ:月1万円は、あなたを自由にする「最初の一歩」

月1万円の配当があれば、毎月のちょっと良いディナーや飲み代が、子育て世帯ならオムツ代やおしりふき代といった育児コストが、「一生タダ」になる計算です。

この小さな自由の積み重ねが、やがて月5万円、10万円という「人生の選択肢」へと繋がっていきます。120万円の配当を手にした今、自信を持って言えるのは、**「最初の1万円が、最も価値があり、最も困難で、そして最も楽しいステップだった」**ということです。

まずは、未来の自分への仕送りとして、月1万円の種まきから始めてみませんか?

コラム:20代・30代から狙う「月5万・10万」の現実解

「月1万円の配当」の先にある、人生の選択肢がガラリと変わる領域。それが月5万円、そして月10万円の世界です。

月5万円の不労所得があれば家賃や食費の大半は、月10万円あれば、住宅ローンや生活費の半分程度をまかなうことが出来ます。

また、年に数回の旅行をグレードアップさせることも出来ます。

40代で月10万円に到達した私の視点から、これから資産を育てる20代・30代の方が、この「山」に登るための現実的なスペックを整理しました。

目指す「山の高さ」とルート

配当利回り3%・増配率3%・株価成長3%(トータルリターン6%)、再投資ありで計算してみます。

1. 月5万円の配当(目標資産:2,000万円)

月5万円の不労所得があれば、食費や通信費、あるいは教育費の大部分をカバーできるようになります。

毎月の積立額達成までの期間投資元本の累計運用益
月3万円約25.1年約904万円約1,096万円
月5万円約18.9年約1,134万円約866万円
  • 分析: 月3万円の積立でも、25年かければ「元本以上の利益」が乗り、資産(評価額)2,000万円に到達します。時間はかかりますが、自分の財布から出すお金より、市場が作ってくれるお金の方が多くなる逆転現象が起きます。

2. 月10万円の配当(目標資産:4,000万円)

月10万円あれば、住居費や主要な固定費が消えます。「働かなくても生きていける」という精神的自由(I-FIRE)が現実味を帯びる水準です。

毎月の積立額達成までの期間投資元本の累計運用益
月3万円約34.9年約1,256万円約2,744万円
月5万円約27.6年約1,656万円約2,344万円
  • 分析: 20代・30代前半から始めれば、定年前には確実に「月10万円の自分年金」が完成します。驚くべきは、月3万円積立の場合、4,000万円のうち約7割(2,744万円)が運用益であるという点です。これが「時間のレバレッジ」の正体です。

「時間」があなたに代わって入金してくれる

25歳から「月3万円」の積み立てを始めた場合、50代半ばで「月5万円」、60歳になる前には「月10万円」の配当が完成します。

ここで注目してほしいのは、4000万円の資産を作るのに、あなたが自腹で出すお金(投資元本)は約1,250万円で済むという点です。残りの**約2,750万円は、市場の成長と増配が生み出した「果実」**です。

若さを味方に:最初の「1,000万円」に全力を

資産形成には「自走」し始めるポイントがあります。

0円から1,000万円にするまでは、自分の「入金力(労働)」が主役です。しかし、そこを超えると、配当の再投資と株価成長のスピードが加速し、資産が勝手に膨らむ「複利の爆発」が始まります。

「4,000万円なんて無理だ」と諦める必要はありません。20代・30代の皆さんが持つ最大の資産は、証券口座の残高ではなく、**「複利という魔法をかけるための時間」**そのものです。

まずは月1万円、そして3万円。無理のない範囲で「種」をまき続けましょう。数十年後、その種はあなたの想像を遥かに超える、巨大な「金の成る木」に育っているはずです。

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