今回の記事のkeyword:定率売却,4%ルール,全世界株,S&P500,投資信託,FIRE,SBI証券,
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こんにちは、うずめろです。
2024年末に総額900万円の投資信託(S&P500と全世界株)を1年間を通じて定率売却(毎月売却・年間5%)していくことをブログで報告しました。
2025年12月で12ヶ月経ち、1年間の定率売却が終了しました。定率売却で投資信託の資産残高がどのように変化したかの最終結果を報告したいと思います。
売却銘柄について
売却する銘柄は、特定口座で保有している「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」と「SBI・全世界株式インデックス・ファンド」となります。
売却前の2024年12月末時点での評価額等は以下のようになっています。
| 銘柄 | 評価額 | 評価損益 | 評価損益(%) |
| SBI・V・S&P500 インデックス・ファンド | 4,818,904円 | +2,187,049円 | +83.10% |
| SBI・全世界株式 インデックス・ファンド | 4,458,058円 | +1,725,078円 | +63.12% |
1年間の定率売却の経過詳細
毎月売却額
毎月の売却額と売却率は以下のようになりました。売却は月初めに実施しています。


年5%の売却を予定していますので、毎月資産残高の約0.41666%の売却を設定しています。投資信託の売却は注文日と約定日が異なるため、毎月多少の誤差がでています。
(後で気づきましたが、売却額を注文日の時価総額で計算し、金額で売却していたので誤差が出ていますが、口数の0.41666%の口数を毎月売却すれば毎月の誤差はほとんど出なかったと思います。)
11月、12月の売却額は、S&P500と全世界株共に、株価の上昇により年始の売却額を上回る結果で、最後の12月が一番多い額となりました。
それぞれの1年間の合計売却額はS&P500が232,688円、全世界が222,992円、合計で455,680円となりました。
元本は毎月の売却により減っているのに、ほぼ同じ売却率でも売却金額が上がるのは、価格変動のない貯金ではありえないことですね。
資産残高
定率売却を12ヶ月間実施した資産残高の推移は以下のようになりました。毎月の残高は定率売却後の時価評価額となっています。


最終的に株価上昇により、約5%の売却を行いましたが、年初よりも資産残高が増える結果となりました。
売却前との比較
S&P500と全世界株の合計残高の売却前との比較は以下のとおりとなりました。


累計売却額が約45万円に対して、資産残高はプラス97万円(+9.45%)となり、売却しているのにもかかわらず、合計資産は大幅にプラスになると言う、資本主義社会のエラーが垣間見える結果となりました。
売却しながらも残高が維持できるか?がテーマでしたが、株価が好調な時期でしたのでそれが達成できました。
まとめ
今回は、今年1月から実施している総額900万円の投資信託(S&P500と全世界株)の定率売却の最終結果を報告をしました。
毎月残高の約0.41666%(年換算5%)を売却した結果、1年間で累計約45万円の売却となりました。
そして、資産残高は1年前と比較して97万円の増加となり、最終的に売却しているのに資産が増える結果となりました。
5月までは株価の下落により残高は取り崩しよりも多く減少していきましたが、その後は株価の回復および上昇により売却前を大幅に上回る結果となりました。
当たり前ですが、売却率よりも高い株価上昇率であれば、残高は減少しない(増える)ことになりますね。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

Bitcoin・FX・個別株のデイトレで大損失(損失400万円+メンタル不調)、デイトレで心身に不調が出てきたので2021年から長期のインデックスと高配当株投資に切り替え。資産や家計簿をブログやXで発信中||最終学歴:博士後期課程修了|学位:Ph.D. 博士(学術)|40代サラリーマン(専門職)|手取年500万円|総資産5500万円|含み益1200万円|投資歴15年以上|育休取得予定。


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